ずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)のライブグッズはなぜ『しゃもじ』?理由と使い方、種類まとめ
ずとまよ(ZUTOMAYO)こと、ずっと真夜中でいいのに。のライブグッズにはしゃもじが販売されていますが、なぜしゃもじを使っているの?しゃもじを使う理由は?と思ったことはありませんか?
公式からの発表ではありませんが、先日、過去のグッズを調べているときに、これがしゃもじが使うようになった理由(きっかけ)かな?と思う記載を見つけたため、ご紹介します。
また、後半ではライブへ行く方向けに『しゃもじ』の使い方とこれまでに発売されたしゃもじの種類についてもまとめていますのでよければ最後までご覧ください。
2023/3/5追記
ACAねさんは、2023年3月Abemaで放送されたインタビューの中で「しゃもじ」について語っています。 コチラから
★なぜ『しゃもじ』を使っているの?
★しゃもじの使い方は?
★これまでに発売されたしゃもじの種類は?
●過去のライブグッズのまとめ記事はこちら ishicologne.hateblo.jp
ずとまよはなぜ『しゃもじ』を使っているの?
ライブグッズの『しゃもじ』を簡単に説明しますと、キッチン用品グッズとして発売しているわけではなく、いわゆるペンライトやうちわのような応援グッズの一種と思っていただいて大丈夫です。
でも、冷静になって、なぜ『しゃもじ』がグッズに選ばれたんだろう?と思っている人もいるのではないでしょうか。私もそうです。
最初に、1st LIVEのレポート記事内容を見ていたら、もしかしてこれが理由なのでは?!と思う記載がありましたのでご紹介します。
(※ACAねちゃんや、ずとまよの公式から発表されている情報ではなく、考察を含む説明です。)
初期の情報からの推測
それがこちら↓
1st LIVE〜まだ偽りでありんす。〜のレポート記事より
“ずとまよ”の多彩な音楽性を体験できるシーンが続く。おたまとフライパンでリズムを叩き、会場からは手拍子が巻き起こったファニーなポップナンバー「雲丹と栗」、ゆったりとしたグルーヴが心地いい「君がいて水になる」。楽曲の幅の広さもまた、ずとまよの魅力だと思う。
1st LIVE〜まだ偽りでありんす。〜 | ずっと真夜中でいいのに。
この1st Liveの時に、「雲丹と栗」を披露しているのですが、この時ステージでACAねちゃんが、おたまやフライパンの調理器具を使ってリズムを刻んでいたようです。
その後追加公演で東京、大阪、名古屋でライブが開催されたときには、観客の中にも、お鍋やおたまなどを持ち込んで手拍子の代わりに音を鳴らしていた人もいたそう。
ステージには、ランプ、ダストパイプ、時計、キッチン用具(おたま、ターナー、泡だて器など)で作れたオブジェが並んでいる。“遠い未来の廃墟にあるキッチン”のような舞台美術よって、現実世界とは違う異空間に誘い込まれる。
1st Liveのコンセプトがキッチンのような雰囲気を取り入れたステージづくりだったということものあり、おたまなどを使って手拍子をする演出がされたのではないでしょうか。
その後、3回目のライブとなる2019年夏の「夏休みLIVE 〜水飲み場にて笑みの契約〜」の時に、初めてライブグッズに『しゃもじ』が登場してお客さんもグッズを持って一緒に曲に参加するスタイルが始まりました。
キッチン用品の中から、しゃもじが選ばれた理由は定かではありませんが、鍋やおたまだとキンキンと音が出て演奏の邪魔になるので、音が大きすぎず手拍子のようにも使えるキッチン用品、ということで『しゃもじ』が選ばれたのではないかなと考えています。
以前、オンラインライブ「NIWA TO NIRA」(アルバム『ぐされ』の初回限定版に付属)の映像でも包丁で野菜を切りながらリズムを刻むシーンがありました。
音楽づくりにあたって、キッチン周りのものや生活の中からインスピレーションを受けているのかもしれませんね。
ライブ映像が撮影されたのは新木場スタジオコースト(ageHa)です。こちらは、2022年1月に閉館となってしまいました。会場の外にあるプールの周囲でライブ映像を撮影しているアーティストは少なく、会場の様子が写っている貴重な映像となるかもしれません
※ぐされの初回限定版CDにのみ特典のライブBlu-rayが付属しています。
amazonでは既に初回盤は売り切れているようで中古が値上がりしている場合があります。気になっている方はお早めに。
テクノプアでのMCでは…
続いて、2022年のツアーの中で、ACAねちゃんは「しゃもじ」について、ライブMCの中で少し触れています。
(2022年のツアー「テクノプア」のMCより抜粋)
初めてご来店の方はなぜしゃもじ?どういうことですか?と少々驚きもあるかもしれませんが、そんなことは考えなくて良いのです。
生きるにはしゃもじが必要であり、我々にはしゃもじがあるのです。 振るなり叩くなり踊るなりして参加してもらいたいと思います。
しゃもじをお持ちでない方はもちろん自らのこぶし表現も大歓迎です。
なんでしゃもじなのですか?という質問の答えは「そんなことは考えなくてよいのです!」です(笑)
生きるためには食事が必要⇒ごはんを食べるときにはしゃもじを使う⇒だから「生きるためにしゃもじが必要!」ということかも?
考えたら負けなのかもしれませんね。
2023年3月ABEMAでのインタビュー
その後、2023年3月4日にABEMAtvにて「What is ZUTOMAYO -ずっと真夜中でいいのに。とは何なのか?-」が放送されました。
その中でACAねさんはしゃもじについて以下のように答えています。これが一番詳しい説明かもしれません。
しゃもじは、すごい初期の時からキッチン用品を打楽器にしたいよね、って話を相談していて。
生きてく中で、もうどうにも立ち直れないような日があったり悲しかったり辛かったりしても、日々ごはんをよそっていかねばならない、っていう生きていくために必要な楽器ということで提案しました。
1stライブの頃にキッチン用品を使っていたところをきっかけに、みんなで日々を乗り越えていくためのアイテムとして「しゃもじ」がグッズに選ばれたのですね。
そうした思いを感じながらも、ライブでは楽しく踊れるとよいですね!
続いてはしゃもじの使い方について紹介します。
しゃもじの使い方は?
公式グッズのしゃもじの使い方は、公式ホームぺージで案内されています。
基本的な使用方法は、サビ等の盛り上がりどころで上に掲げ、振ることを推奨しています。そして、演出楽曲によってはずとまよバンドの一員として、楽曲内で叩いていただく場合(しゃもじ拍子)がございます。
人はそれをしゃもじ演奏隊と呼んでいます。
(ご飯をよそうことは非推奨です。)
FIGHT THE SHAMOJI 使用方法 | ずっと真夜中でいいのに。
基本的にはライブ中に振ったり叩いたりすればOK! 特に、みんなで一緒に参加する「雲丹と栗」や「彷徨い酔い温度」で叩くのがよさそう。
※ホールツアーなど小さい会場でのライブの時は音の反響が大きく、ステージにも聞こえすぎて歌や演奏がしずらくなってしまうため、控えめにするとよいかもしれません。
また、通常のごはんをよそうために使うことはやめた方がよさそう。
個人的には熱で塗装が弱って、食事に影響するのでは・・・と思ったり。
マナーを守って、みんなで演奏に参加できるとよいですね!
しゃもじの種類は?
今は絶賛テクノプアのツアーが開催されていますが、現在『しゃもじ』全部で5種類あります。
しゃもじに取り付けるリングライトも発売されているので、好みの色の組み合わせを見つける楽しみ方もできるかもしれませんね。
これまでのしゃもじは以下のようなものがありました。
①ファイトTHEしゃもじ(卵黄)
写真右下。黄色と白のデザインです。
②ファイトTHEしゃもじ(特青)
2021年5月に開催されたCLEANING LABO「温れ落ち度」から販売された青色の2代目しゃもじ。
ロンTに書かれたロゴと同じデザインが描かれていてかわいいですね。
③ファイトTHEしゃもじ(紫)
果羅火羅武~TOURから発売となった3代目しゃもじですね。
紫色イラストが印象的。
・ホームページの記載はこちら
ファイトTHEしゃもじ - ZUTOMAYO MART
④ファイトTHEしゃもじ(緑)
2022年4月に開催された、Z FACTORY「鷹は飢えても踊り忘れず」から発売となりました。
4代目しゃもじはライブのイメージカラーでもある緑色。
ZUTOMAYOファクトリーのロゴが入っていますね。
「生き抜くためにご飯をよそい、日々を戦う者たちの心の解放を願う」
— ずっと真夜中でいいのに。(スタッフ) (@zutomayo_staff) 2022年2月25日
ACAねの想いで開発されたライブ必需品
“FIGHT THE SHAMOJI”
遂に、、リングライトも登場https://t.co/gFKlXdkRw3
しゃもじの使用方法https://t.co/fUxCstw1PR
FAQhttps://t.co/UdLPR7HCpK pic.twitter.com/gen2QSd9NK
しゃもじリングライト(緑)
緑のしゃもじと合わせて、リングライトも販売されました。
緑色のほかにも白にも光ります。
⑤ファイトTHEしゃもじ(Light Blue)
2022年のテクノプアツアーからは水色のしゃもじが登場しました。
片方にはゲームボーイのイラスト、もう片方はゲームのディスクのようなイメージのイラストが描かれていますね。
ファイトTHEしゃもじ(Light Blue) - ZUTOMAYO MART
しゃもじリングライト(Cat Purple)
リングライトの2代目です。今回は形がネコ型に!
色は紫色と白に光ります。
しゃもじリングライト(Cat Purple) - ZUTOMAYO MART
●テクノプアツアーのレポートを書いてみました。 ishicologne.hateblo.jp
まとめ
しゃもじを使っている理由やきっかけについて予想も含めながらご紹介しました。
ACAねちゃんの”生き抜くためにご飯をよそい、日々を戦う者たちの心の解放を願う”という想いがこもったアイテムだったのですね。
普段はあまり歌ったり踊ったりできないかもしれませんが、ライブの時ぐらい、音楽に合わせて楽しく心を解放して会場全体で盛り上がれるとメンバーの皆さんも嬉しいことだと思います!
是非しゃもじを装備してライブに行きたいですね。
今日も、どなたかのお役に立つ情報になれば幸いです。
では、また!