スマホやSNSのおかげでライブやコンサートの情報を得られやすくなったおかげか、年々ライブへ行く人が増えているような気がします。
特にロックバンドのライブに初めて行った人はこう思う人もいるんじゃないでしょうか。
『音、でっかい!』と。
私も思います。
推しのずとまよ(ずっと真夜中でいいのに。)のライブ前の案内(告知?)でも大きな音が苦手な人は耳栓OK!と言っています。
参戦心得⚔ pic.twitter.com/6QLlMkAO03
— ずっと真夜中でいいのに。(スタッフ) (@zutomayo_staff) 2023年1月13日
耳栓歴(?)5年以上の私からしますと、持っていくのを忘れるとショックなぐらい必須アイテムです。
先に言っておきましょう。
一番のデメリットは、どこにやったかわからなくて無くしがちなことです!
それ以外は耳に良いことばかり。
この記事では、なぜ耳栓が必要なの?使い道は?ライブなのに耳栓したら失礼じゃない?など、それぞれ疑問を確認しつつご紹介します!!
100均で買えるほど安くはないのですが、個人的には映画館とかでも使えて便利だなぁと思いますので、ライブフェス好きの方は検討ください。
なぜ耳栓が必要なの?難聴の可能性も?
ライブやコンサート初めて行く人は『音、でっかい!』と思ったことがある人もいると思います。
それもちょっとやそっとじゃなくて、ライブが終わったあとは、耳がしばらくボワボワっとして耳が遠くなったような感覚になったことがある人もいるかも。
結局のところ、それ突発性難聴になるかもよ?って話なんですが、詳しくは他の各種サイトの方が詳しく書いてますので色々読んでみてください。
伝え聞きなので真偽は皆さんで確認してもらいたいところですが、聴覚を感じとる細胞は、基本的には再生することはなくて大きな音を受けてダメージを受けてしまうと元には戻らないそうです。
一時的に聞こえが悪くなる程度で済めばいいかもしれませんが、積み重ねでいつか本当に耳が聞こえないような難聴になってしまうかもしれません。
音楽が好きで聞いていたはずなのに、そのせいで音楽を楽しめなくなるどころか、耳が聞こえなくなってしまうだなんて悲しいことはありません。
音楽用耳栓をつけるとどうなる?
気になるのは実際の使い心地だと思います。
信じるか信じないかはあなた次第、、って感じではあるのですが、実際につけるとやっぱり効果あると感じています。
着けずにライブやクラブに行ったときは終わった後に耳がぼわぼわになってしまうのですが、着けた時はぼわぼわになることはありませんでした。(全くのノーダメージ、って訳ではないので注意)
音楽用耳栓は、音を塞ぐ用の耳栓と違って必要な音は通して耳に良くない(不快な)音だけを減らしてくれる作りになっています。
特に私は苦手なのは主に高音の破裂音なのですが、耳栓をするとギターの高音だとかシンバルのキツイ音だとか耳障りな高音だけが軽減されて聞いていても頭が痛くなりません。
ライブ会場とかスピーカーと席のポジションにもよりますが、本当に高音がめちゃめちゃ突き刺さるように耳に来ることがあります。ロックバンドのZeppのライブとかだと当たり外れあるので本当に耳がおかしくなりそうになることがあります(笑)
デメリットというのか、仕方ないところですが、いくら音楽用だからといっても少し音圧は下がって聞こえます。
ライブによっては音量が控えめ場合もあるので、その時は耳栓を外すか、耳栓を浅めに付けるのもオススメ。
私は学生時代に軽音楽部をやっていたこともあり、日常的にドラムのシンバルだとかギターの大きな音を聞いて高音で耳がキーンとして倒れそうになったことがあったのですが、その時は音楽用耳栓の存在を知らず…。
今思えば、昔から使っておけばよかったなぁと思います。
音楽・ライブ用耳栓のオススメは?
比較的2,3千円以内に買える耳栓はいくつかあります。
クレッシェンドというブランドの商品とEarPeace HDという商品も試したのですが、結局そんなに変わりません。若干形が違うので好みはあるかもしれません。
個人的なオススメはこちらのクレッシェンドのもの↓
楽天経済圏で生活しているのでとりあえず楽天のリンクを張りました。
Amazonやヨドバシとかでも買えます。安いと2千円しない金額で買えるかも。
用途に応じてDanceミュージック用、DIYする人用など様々な種類があるのが特徴。
DIY用は電動ノコギリだとかヤスリだとかのDIY工具の音を軽減するつくりになっているのでしょうか。ちょっと気になります。。。
なお、音楽用の場合は「Music」のものを買えばOKです。
Danceミュージック用も一度購入したことがありますが、多少低音などを抑えてくれるのかなという感覚があるもののライブ用とあまり差はない気がします。
ライブに耳栓を付けていったら失礼じゃないの?
検索していたら、耳栓を付けていったら失礼じゃないでしょうか?と質問をしている人を見つけたため、ここでも触れておきます。
結論からいうと、まったく失礼ではありません。
フェス等では子ども用のイヤーマフを付けているのを見かけるぐらいです。耳の保護のために失礼などと考える必要はないと思います。
ただ、睡眠用や防音のための耳栓をライブにつけていくと見た目にもわかってしまう可能性があるため、避けた方がよいかもしれませんね。
ライブやコンサート以外での使い道
「そうはいっても音楽用耳栓に2千円出すのもなぁ…」と思った人もいるに違いありません。
そんな方のために音楽用耳栓のライブ以外での使い方をご提案します。汎用性があれば多少安く感じるもんです。
映画館で音楽・ライブ用耳栓を使う
最近は映画の上映方式も増えてまして、4DXだとか、やれIMAXだ、やれDolbyCinemaだ!と色々あります。
映画館や映画によっても音量はマチマチですが、中でも「IMAX」はデカさを売りにしたコンテンツです。 スクリーンもデカいですし、音量も負けじとデカいです!
ちなみに、日本で1,2を争う大きなスクリーンは驚きのこのサイズ。
大きな音の映画を見るときはスピーカーの位置が近かったりすると、本当に音がデカいときがあります。
こんな時にも音楽用耳栓が活躍してくれます。2時間音がうるさいのに苦しみながらだと、楽しい映画も楽しめないというもんです。
スピーカーに近い方の片耳だけ耳栓を付けるという技もオススメ。
骨伝導イヤホンと一緒に音楽・ライブ用耳栓を使う
私は普段、きっと耳に優しいだろうと信じて骨伝導イヤホンを使っています。
テレワークでオンライン会議とかも多くイヤホンを使うこともあるんですが、ずっと耳を塞いでいるのが苦痛な時があります。
そんな時に出会ったのが骨伝導イヤホン。
鼓膜を震わせて音を聞くのではなく、骨伝導で音を聞くため耳の穴を塞がないですし、なんとなく耳にも優しそう。
耳を塞がないため、家族から呼びかけられても聞こえます。会話しても自分の声が聞こえて嫌だなぁなんてことも無し。
ちなみに私が使っているのは「Shokz」という骨伝導イヤホンでは有名なブランドらしい。
こんなやつ↓
本題ですが、
骨伝導イヤホンは周りの音が聞こえるのが良いのですが、逆にそこがデメリットでもあります。
電車だとか外でじっくり音を聞きたいときには、周りの騒音に負けてしまってめちゃめちゃ音を上げないと聞こえません。
そして、音を上げるとイヤホンから音漏れします。
ここで音楽・ライブ用の耳栓の登場です。
耳栓を入れて少し耳を塞ぐことで骨伝導イヤホンの音が聞こえやすくなります。(耳を手で塞ぐのでも、普通の耳栓でも大丈夫ですが)
カバンにこの耳栓を入れておけば、外でも骨伝導イヤホンで音楽が聴きやすくなります。
骨伝導イヤホンはテレワーク向けのブームマイク付きの商品もあるので、そちらも仕事使いには良いかも。
良い骨伝導ライフを送りましょう~!
音楽用耳栓は2千円以内で買えるし買っとこう!
ライブ以外にも映画館とか骨伝導イヤホンでも使える!
皆さん、耳を大切に…!
今回もどなたかのお役に立つ情報になれば幸いです。
それでは、また!